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理事長挨拶

日本循環器理学療法学会 理事長

北里大学

神谷健太郎

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 このたび、2026年6月に開催された理事会において、引き続き一般社団法人日本循環器理学療法学会の理事長を務めさせていただくこととなりました。今回で3期目となり、私にとって最後の任期となります。改めてその責任の重さを感じるとともに、これまで本学会を支えてくださった会員、理事、監事、評議員、各委員会委員をはじめ、関係するすべての皆様に心より感謝申し上げます。
これまでの2期を振り返りますと、本学会は多くの皆様のご尽力により、着実に歩みを進めてまいりました。会員数は1,500名を超え、日本学術会議協力学術研究団体として承認されるなど、学術団体としての基盤も一層強固なものとなりました。学術大会やサテライトカンファレンスをはじめとする教育・学術活動も充実し、若手理学療法士や女性研究者をはじめとした多様な人材が活躍できる環境づくりも進んでいます。また、2026年度の宮崎大会からは、学術大会を全国の支部による持ち回り開催へと移行します。各地域の特色や強みを生かした大会運営を通じて、地域に根ざした学術活動を活性化するとともに、全国の会員が学術交流に参画しやすい体制づくりを進めてまいります。


 研究活動においては、96施設、10,000例を超える高齢心不全症例が登録されたJ-Proof HFレジストリから、国際的なトップジャーナルへの論文掲載が相次いでおり、本学会の研究基盤から世界に向けて質の高いエビデンスを発信する流れが着実に形成されています。また、学術誌『循環器理学療法学』の充実、診療報酬改定や循環器病対策への対応、ホームページやSNS等を活用した情報発信など、本学会の活動も着実に広がっています。


 一方で、循環器医療を取り巻く環境は大きく変化しています。心疾患患者の高齢化や重複障害、フレイル・サルコペニアへの対応に加え、急性期治療後も継続したリハビリテーションを必要とする高齢心不全患者が、回復期、さらには生活期へと切れ目なく移行できる体制の構築も重要な課題です。こうした臨床現場の課題に向き合い、必要な制度への働きかけも含め、循環器理学療法の学術的価値と社会的意義をさらに高めていくことが、本学会に課せられた重要な使命であると考えています。


 3期目となる今期は、これまで築いてきた学術・教育・研究の基盤をさらに発展させ、その成果を広く社会へ還元していくとともに、次の時代を担う人材が新たな発想を持って学会活動に参画し、活躍できる環境を整えていきたいと考えています。

 

 本学会が、循環器理学療法に携わる皆様にとって、学び、研究し、交流し、新たな価値を生み出す場であり続けられるよう、理事・評議員・会員一同と力を合わせて学会運営に取り組んでまいります。
 

 会員の皆様におかれましては、今後とも本学会の活動へのご理解とご支援、そして積極的なご参画を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

                 

2026年8月吉日
一般社団法人日本循環器理学療法学会
理事長 神谷 健太郎

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